海底にある集落の夢
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酸素ボンベを付けて海の底に潜っている。海の底にはいくつもの建物があり、その中に入り何かを撮影している人物がいる。その人物を撮影しているのが、自分の隣にいる某公共放送局の番組プロデューサーを名乗る男性だ。
海の底に沈んでしまった集落を記録しているカメラマンを追ったドキュメンタリーの撮影の密着取材をさせてもらっている、という状況だ。
カメラマンは沈んだ集落を定期的に撮影をしているだけでなく、地上にある集落から住人が使わなくなった生活用品や衣服を海の底に持っていく活動もしている。そもそもの疑問として、集落が海に沈んでいる理由もよくわからないが、地上の集落はおそらく海の底に沈んだ集落と何らかの関連があると思われる。
海の底に持っていくものは事前に洗濯をしたり、洗濯のできないものはできるだけきれいにしてから海に沈める、というのが流儀のようだ。ただ、それがカメラマン自身のこだわりなのか、常識の範囲なのかわからない。
今回カメラマンが持ってきたのが布団一式だった。掛け布団と敷き布団を抱え、カメラマンは建物の中に入っていくが、海の底だというのに酸素ボンベを付けていない。
ここが海の底だということに疑念が生じる。
起床。
昨晩はかなり充分に眠れた実感がある。頭痛はなくなっていた。