令和キッズの遊び方の夢
love-neniye
十メートルくらいの高さに、横に無限に延びた鉄棒がある。棒の近くには椅子が二つ浮いている。その二つの椅子にT君と座って鉄棒を握っている。鉄棒の太さは公園や学校の校庭にある逆上がりをしたりする鉄棒と同じくらいだ。眼下に広がっているの見慣れない街は、なんとなく日本の景色らしくない。
向かいの通りに五人の子供たちが遊んでいるのが見える。子供のやっている遊びは当初なわとびの一種に見えたが、よく見ると普通のなわとびとは違っていた。
端の二人の子は、力士のように四股を踏むような姿勢で張り手を交互に付き出していて、その張り手をよけるように真ん中の三人の子がジャンプをしている。そのジャンプの仕方はアクロバティックで、ブレイクダンスのように逆立ちに近い姿勢だったり、バク転だったりする。
遊び方のレベルが上がっている近年の子供たちに感嘆し、
「やっぱり令和キッズは違うね」
と、隣にいたT君に話かけたとき、鉄棒を握っていた手を離してしまった。鉄棒と連動していたのか、そもそもどうやって椅子が浮いていたのかわからないが、座っていた椅子のバランスが崩れ始め、落下しそうになる。致命的な姿勢で落下するよりは、なんとか姿勢を保てるうちに椅子からジャンプして足から着地したほうがよい、と瞬時に判断して飛び降りる。着地のときには相当の衝撃がありそうだ、と覚悟する。
起床。
着地するかしないかのタイミングで目覚めた。町並みが映画「ボーン・アイデンティティー」に出てきたような感じがした。最近Apple TVで「ボーン・アイデンティティー」が配信され始めていて、それを見たからだろう。