小銭を投げ合う夢、婚姻届の夢、絵の提出物の夢

love-neniye

1

地底にある廃虚には、大量の小銭が地面に落ちている。この小銭を投げ合うチームどうしの試合をしている。敵対しているチームはかつて仲間だった者もいるような記憶がある。

思い切り投げた500円玉大の硬貨が、相手チームの一人の土踏まずにめり込んだのがスローモーションで見えた。

スプラトゥーンというゲームをやったことがないけど、多分こんな感じなんだろうな、と思った。

2

裁判所施設内、調停をするための部屋に、親族の女性が数名集まっている。その中には配偶者の母親(ただし実際の姿とは異なっている)もいて、

「ところで婚姻届はどうなったの?」

と尋ねられた。その言い方から、義母がいらついている感じを受ける。

「いや、もう結構前に出し……ました。多分……いや、出してると思います」

改めて問われるとちょっと自信がなくなってきて、あたふたしてしまった。

3

まだ真夏のような日差しの下、自分の子が通う小学校の通学路に、白い日傘を差した年配の女性が立っている。

「私はそれを知っていたから絵を描けたんだけどね」

日傘を持った女性はそう言う。

彼女はこの小学校の卒業生らしく、「絵」というのは夏休みの隠し課題の水彩画のことだった。

この小学校では、自分の子の世代で夏休みの隠し課題というものが初めて導入された。隠し課題は抜き打ちテストのようなもので、提出できた生徒はほとんどいなかったという(たまたま絵を描いた生徒のみが提出できた)。

彼女はそれより少し後の世代の卒業生だったので、完全な抜き打ちテストのようにはならず、事前に準備しておいた水彩画を提出できたという。ちなみに水彩画に興味を持ったのは、夏休みの課題がきっかけだったらしい。

彼女の話を聴いていると、時系列がよくわからなくなってくる。彼女の話が正しければ、これから起きる未来のことを聞いていることになる。


起床。

小銭を投げ合う試合になるのが自然なストーリーがあったような気がするのだけど、思い出せない。場面と話題が飛んでいるわりには、何か印象に残るワンポイントがそれぞれにあったから覚えていられた気がする。