留守番とドラゴンの夢
love-neniye
実家のキッチンの、湯沸かしポットの前に立っている。外からの強い照り返しを防ぐため窓のカーテンは閉まっていたが、真昼の時間帯でキッチンは充分明るい。母親から留守番を頼まれてここにいる。おやつには「メロンパンスティック」が準備されていた。
留守番と並行して、ドラゴンを倒すというミッションもある。もうすでに数匹倒しているが、6匹目のドラゴンを倒しに行くかどうかで迷っている。
ドラゴンとどうやって闘うのかというと、意外と簡単で、手元の端末で操作をするだけでよい。ドラゴンと闘うことを選択すると、別空間に転送される(勝負が終われば元の場所に戻される)。
一応親切な設計というか、ドラゴンと闘う選択をする前に、ドラゴンの足を確認することができる。足の具合を見て実際に闘うかどうかを選べる仕組みだ。
今まではだいたい人間の足のサイズと同じくらいの、小さめの「コドモドラゴン」だったので倒すのも簡単だった。しかし6匹目のドラゴンは自分の足の4倍くらいのサイズがあった(面積比で16倍)。
もしかしたら足のサイズだけが大きいだけの小柄なドラゴンもいるかもしれない。でもその低い可能性に賭けてまでドラゴンと闘いたいわけでもないので(すでに数匹倒しているし)、あえてここで冒険をする必要はないと思う。
自らの強さを誇示するように、ドラゴンの足の黒い鱗は光っていた。
起床。
留守番の件はまあわからなくもないけれど、ドラゴン討伐が混じってくる部分がよくわからなかった。よくわからないなりにしっくりくる場合もあるけど、今日のは違和感が残った。