シャープレシート界隈の夢、ムヒの夢、病院のログインをのぞく夢
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1
昔通っていた大学の近くのアパートに、家族で住んでいる。子が寝静まった夜に、買い物に出る。
コンビニでもあれば買えるものなので、土地勘はやや薄れているものの、近所を歩いていればどこかでコンビニ店舗には出会うだろう。
という見込みは甘く、一向にコンビニが見つからない。それどころか、辺りの風景は川原の岩場になってきた。
すでに時間帯は夜ではなく、明け方あるいは夕方くらいの雰囲気になっている。
川原には大きなテントが立っていて、どこかのサーカスが巡業でやって来ているようだ。川原の岩の上には演目で使うナイフやクラブがたくさん天日干しされていて、気になったので近くに行ってみる。
岩場の周辺にはサーカス関係者と思われる数人の男性がいた。
「あなたもシャープレシート界隈ですか?」
メガネをかけた男性に突如話しかけられて戸惑ってしまった。話しかけられるとしたらナイフやクラブのことだろうと思っていたので、「シャープレシート」というワードに意表を突かれた。
その男性が言うには、シャープレシートというのは買い物をしたときにもらえる複雑なレシートのことを指す言葉で、そのような複雑なレシートを愛でる人たちのことを「シャープレシート界隈」と呼ぶのだそうだ。
そういうことは初耳だったし、そもそも「シャープ」というがどこから来ているというのが気になった。別の界隈の人から、音楽の嬰ハ長調みたいなシャープの多い譜面に由来すると聞いて納得した。
2
「ムヒ」という言葉を辞書で調べてみると、虫刺されの薬の意のほかに、「武士がつくったもの。」という言葉が書かれていた。「ムヒ」にそんな意味があるのを今まで知らなかったので感心した。確かにそう言われてみると、わからなくもないように思えてくる。
辞書を閉じると、自分が座っている場所が大きなシャンデリアの上だということに気付いた。見知らぬ豪邸の一室で、シャンデリアと天井の間に潜んでいる。
3
定期的に通っている病院(という設定)の駐車場で車を停めて車から降りると、すぐ隣に車がやってきた。
そのエメラルドグリーン色のボディには見覚えがある。昔、保育園的なところに送り迎えをしていた時期によく見かけていた車で、乗っていたのはKさんの母だった。同じ病院に通っていたことを初めて知る。
向こうはこちらの存在には気付いていないようで、車から降りるとすぐに病院の入り口へ向かっていった。
この病院は普通にドアを開けて入るのではなく、「ログイン」が必要になる(単にドアのロックを外すためにパスワードを入力するということではなく、「ログイン」という行為自体で病院の中に転送される感じ)。
病院の前でログインしようとしているKさんの母の後ろにいたら、Kさんの母が入力しているログインパスワードが見えてしまった。ショルダーハッキングと言われても仕方ないけれど、使われている英単語を見て「そういう単語を入れるタイプなんだな」と思った。
起床。
早く寝てしまったのは意図したことではなかったが、早めに寝ると夢を見やすい(忘れにくい)ように思う。
ムヒという言葉に武士由来のものが本当にあるかもしれない、と思って調べてみた。武士は関係ないみたいだけれど、「無比」が由来のようだ。その関連で「股間剣士エムズーン」の第1話を見たりもした。