妖精による着替えと黒い唐揚げの夢

love-neniye

布団の上でまだ半分寝ているような状態でいる。羽の生えた妖精が浮かんでいるのが見える。

妖精の能力で、下半身に履いているギンガムチェックのパジャマがバラバラになっていく。チェック模様を単位として、一枚ずつ分理されていっているようだ。

妖精に着替えさせてもらっている、というイメージでいたけれど、実際にはパジャマを脱いだのと変わらない。

寝ている息子からのキックを右下腹部に受けてから、下着一枚で起きる。

昨晩つくった唐揚げを朝食用に数個残しておいたので、食べようと思ってキッチンに行く。

唐揚げはアルミ製の弁当箱の中に入っていた。弁当箱の中にはキュウリや人参の千切りをキムチと共に混ぜたものが入っていた。おそらく配偶者が浅漬けキムチ的なものをつくって、弁当箱に入れておいたのだろう。

しかし、唐揚げの色が黒い。温め直したときに焦げてしまったのかなとも考えたが、それにしては温かさが感じられない。周辺のキムチ漬けの影響で生じた変化なのかもしれない。

匂いを嗅いでみるとやや酸っぱい香りがしたが、腐敗するほどの時間は経っていないはずだという確信もあり、きっとキムチ由来のものだろうから心配する必要はないと思って食べてみると普通の唐揚げだったのでものすごく違和感があった。


起床。

下着一枚になっていたのは正しい。起きてキッチンにあった鶏の胸肉の唐揚げを食べた。さっき夢の中で食べたのを思うと、ちょっと不思議な感じがした。

目覚めているときに唐揚げが黒くなっていたら絶対に食べないはずだから、夢の中だと判断力が弱まってしまうということになる。でも、そういう夢の中の油断こそが夢を夢らしくしている要素のひとつのように思う。