避難訓練レースの夢、竹馬の夢
love-neniye
1
見慣れないマンションが3つほど、目の前に立ち並んでいる。各マンションは10階まではない程度の大きさで、今から近隣マンション合同の避難訓練レースが始まるところだ。自分は外にある駐車場あたりから、レースの観覧をしようとしている。
避難訓練という名前が入っているものの、マンションの最上階まで非常階段等を使って登っていくレースなので、避難とはいえないような気がする。
水色の服を来たジャイアンのような見た目の子供に、自分は注目している。当然のことながら大人に比べると体力的には不利だろうが、そこまでの長距離レースというわけでもないため、俊敏な動きをするジャイアンにどこか期待をしている。
階層を移動する手段には階段以外にベランダを伝っていくという方法や、近隣に立ち並ぶマンションへのワープゾーンもある。ワープゾーンはどこにワープするのか見当がつかないため、選手の動きを追いづらい。
見えている範囲では第一順位のジャイアンが、次順位の選手を気にしたのか、下のほうを振り返ったとき、突然空から薄紫色の稲光が走り、ジャイアンに直撃した。
さっきまでいたジャイアンは跡形もなく消えた。
2
息子とその同級生らしき数人と一緒になって遊んでいる。みんなで一緒にかくれんぼをすることになった。自分は鬼にならなかったので隠れる場所を探し始める。
見慣れない土地をさまよっていると、どこかの寺の境内らしきところに出た。近所に暮らしている人にとっては公園のようになっているようで、散歩をしに多くの人が来場していた。
天井の高い講堂では何か催し物をやっているようで、人だかりができている。
小さな子供が、6メートルくらいの長さの角材2本の上に立ち、角材を竹馬のように操って歩いている。角材の上に立っていたのは自分の息子だった。
自分が気付いてから数秒後、息子は少しバランスを崩して片方の角材が倒してしまったが、残った一本の角材の上でバランスを保ちつつ、わざと角材を傾け、頃合いを見てジャンプし、地面に着地した。見始めたときは不安しかなかったが、今の着地までの動きを見たら、妙な安心感も出てくる。
この竹馬チャレンジには何回でもできるらしく、息子は次の順番を待つため、講堂の外にある待ち合い場所に走っていった。
竹馬の待ち合い場所は、大きな螺旋状のスライダープールを利用したものだった。スライダーを逆流して登っていき、高い場所まで上がってから用意されている角材の上に乗る、という流れのようだ。
ただし今はいったん休憩時間になっていて、再開されるのはしばらく後になるということだ。
起床。
息子が曲芸的な体験の楽しさを知ってしまったか、という残念な気持ちのような、喜ばしい気持ちのよのな混ざった気持ちが余韻として残っている。