犬と貝の夢
love-neniye
川の流れに乗っている。ただし何かの乗り物に乗っているわけではなく、消去法では泳いでいる以外ありえないが、水に濡れている感覚はない。川の風景は、昔テレビで見たような長瀞の川下りのシーンを連想させる。
そもそも比較する対象はないけれど、いつもより川が増水しているという感じがある。水はやや濁っているから大雨の翌日かもしれない。流れの勢いもかなり強い。
川の流れの先に目をやると、ある地点から先が見えない。このままでは自分が──おそらくは滝らしきものに突き当たるおそれがある。ただ、さいわいなことに滝の前には大きな岩があるのが見える。うまく流れに乗って、あの岩に乗れれば滝への落下は避けられるかもしれない。
岩が近付いてくるにつれ、川から突き出た岩は大きな貝のように見えてくる。ふと「昔から犬と貝は縁起の良い組み合わせというけれどなぜなんだろう」という思考が頭に浮かぶ。つまりここに貝があるということは犬も近くいるべきだ、という理由で辺りを見回してみる。犬はいなかったけれど、銀河という名の灰色の犬を思い出した。
起床。
犬が出てくる(結局出てきていないけれど)夢は今まであまり見なかった気がする。過去に飼っていたりしたことがあればそれも分かる気もするが、ペットとして犬を飼っていたことはない。山羊や兎を飼っていたことはある。ペットというよりは家畜という印象だ。灰色の犬は何かのマンガで出てきて、熊と闘ったりする犬の名前が銀河だった気がする。
「犬と貝は縁起の良い組み合わせ」というのは、しれっと嘘を混ぜてくる生成AIのようだと思った。そのへんはやはり似通ったシステムなんだろうか。