シールの山の夢、サバイバルと大天使の夢

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1

ビックリマンシールのようなサイズのシールが机の上に並べられている。同じ種類のシールは積み上げられていて、同じ麻雀牌を取って減らしていくゲームの上海みたいなビジュアルだなと思った。

そのシールの山の中で、「ウノショウイチ(ウノショウマだと勘違いしていた)」のシールと「ペーパームーン」のシールだけが、目立っているように見える。確かにこの「ウノショウイチ」と「ペーパームーン」というレアシールさえ揃っていれば望む条件は整うはずだ、と思う(といっても、なんの条件なのかはよくわからない)。

これは大天使の采配に違いないと感じている。

2

鬱蒼とした森に囲まれたエリアには、小さな小屋と芝生の生えたスペースがあった。どこかの公園の一角という感じだが、この場所を囲んでいる森は中に入ると昼までも暗闇のうえ、凶暴な魔物も住んでいて、今までに森を抜けられた人はいない、と言い伝えられているらしい。つまりこの場所は実質的に陸の孤島ということになる。

この場所に借金を抱えた人が集められ、最後の一人になるまでデスマッチがすでに始まっている。

自分にはまったく借金などの心当たりはないものの、このサバイバルに参加していた。小屋の中の、厚手のカーテンで区切られた空間にひっそりと隠れている。

カーテンで仕切られた隣の空間には、女性がいることがわかる。

小屋のドアが開き、金髪の男が中に入ってきた。金髪の男は女性を見つけると襲い始めた。

ここは黙って競争相手が減るのを待つというのも選択肢の一つなのだけど、近くにあったブラウン管テレビをコードごとひっぱって振り回し、勢いよく回転させると男の後頭部に当たった。

男は倒れたまま起き上がらない。女性はこちらを少し見て、小屋の外へ走っていった。


直後、デスマッチのルールを変更するという天の声が聞こえてくる。今までは個人対個人の戦いだったが、これ以降は大天使と対決して勝利すればこのゲームは終わりとなる、とのことだ。天使対人間は一対一の戦いではなく、複数の協力プレイも可能だというが、今まで競争してきた相手と素直に手を組めるのかと疑問に思う。

ゲームマスターは天使と自称しているけれど、実際には悪魔のように思える。

さらによくないことには、大天使を倒すには相当のレベルが必要だということだ。そもそもこの状況でどうやって「レベル上げ」をするのか、この閉ざされた環境で何か手段が残されているのか。

エレベーターのような装置に乗れば、誰でも天上の「戦いの待合室」に行くことはできる。ただし、いったん天上に行ってしまうと、誰かが大天使に勝利するまでは下界に降りることができない。いわゆる詰みポイントとなる罠でもある。

エレベーターに乗るかどうかで迷う。


起床。

1と2の前半は「ライアーゲーム」、2の後半は「ドラゴンボール」だという感覚があった。ファンタジーというのか、どこかフィクションの雰囲気があからさまに出ているというかなんというか。