白ミミズの夢
love-neniye
幼なじみのK君と公園を歩いている。芝生が管理されているかなり広い公園で、天気もよいので親子連れの来園者も多い。
斜面になっている芝生の上のほうで、ボールで遊んでいる親子がいた。ドッジボール大の緑色のボールで、父親と子供がキャッチボールをしている。子供がキャッチをミスして、ボールがこちらに転がってきた。取ってあげようとしたところ、ボールが自分の股の下を抜けていってしまった。急いで振り返り、ボールを追いかける。
公園の中央にはすこし盛り上がった場所があり、そこが森となっている。鎮守の森といった雰囲気があり、詳細はわからないが何かが祀られているという。
緑色のボールを追いかけていたとき、白くて細い何かが、森のほうへ向かって地面の上を動いていた。白いヘビかと思ったが、ヘビのような特徴的な横のうねりの動きはない。横方向ではなく縦方向の伸縮を繰り返しながら前進している感じで、動きとして連想するのはミミズだった。色が白いミミズだから「白ミミズ」というネーミングは自然だろう。白ミミズは森の近くの茂みの中へと消えていった。
白ミミズを追いかけて森へと続く道に入っていくと、さっきのと同じような白ミミズが地面に何匹もいた。白ミミズはみんな森の中心へと向かっているようだ。この中には足の生えた白いトカゲのような生き物もいる。
実は足の生えた生き物は白ミミズの幼生で、この形態には足があるため、成体よりもいろんな方向に素早く動くことができるという。ただ、なぜそうなっているのかはまだ解明されていない。近くにいた自称白ミミズの研究者がそう言っている。
白ミミズが成長するにつれ、幼生の足の部分は自然になくなっていくらしい。もしその仕組みが解明できれば応用できる分野はかなり広く、研究者の間では注目されているという。自称白ミミズ研究者は、特殊なタンパク質が関係しているのではないかと考えているとのことだ。
起床。
K君が幼なじみであることは確かだが、白ミミズというのは見た記憶がない。こういう夢を見ると、夢が「記憶の整理」だと単純に肯定できなくなる。
とはいえ最近は湿気が多く、就寝時には雨が降り始めていた気配がしたので、ミミズが出てくる条件は整っていたように思う。