学校別対抗の出し物の夢

love-neniye

高校の先輩たち(ただし実際に面識はない)と一緒に、部活の遠征として別の高校に来ている。学校別対抗で、部活の発表会をやるらしい。ただし、普通のような別々の学校の同じ種類の部活が集うのではなく、各学校の独自の部活がそれぞれ発表をするという点が変わっているなと思った。学校の垣根を越えた文化祭みたいな感じがした。

自分が出演する予定の催し物はジャグリングで、担当するのはなんと10個のボールジャグリングだった。

昔7個ぐらいまでは練習して40キャッチくらいはできたことはあるけれど、それもかなり昔のことだし、さすがに10個は多すぎる。

その演目を決めたのは自分ではないと思っていたけれど、よくよく考えてみると自分でそう決めたような記憶があるような、ないような。周りにいる先輩たちからは「君が言い出して決めたことなんだからね」というそっけない態度。

冷静になって考えてみると、そもそも今日はボールを10個も持っていないことに気付く。カバンの中にあるのは、5個のビーンバッグ(中に植物の種が入っている跳ねないボール。西洋風お手玉と形容されることもある、のか?)、手品用の金属の輪っかが数本、Fatheadという頭の部分が大きなジャグリングクラブ(棍棒みたいなやつ)が一本だけだ。それらを全部合わせれば確かに10個以上はあるけれど、違う種類の物を一緒に投げるのはかなり難易度が高い。

どうしたらいいかと頭の中で考える、というよりはフリーズしているのに近い感じだ。今から考えてもどうにかなるものではない、という結論を出してしまっている気がする。まだ出演までには結構時間があるので、ひとまず会場を散歩してみることにした。


他の学校がどんな出し物をするのかは全然知らなかったので、山のほうからこちらに何かが飛んできたのには驚いた。

コウモリのようなスーツを着た生徒たちが、かなりのスピードで滑空してくる。おそらくブレーキのような仕組みはないため、前もって準備していたであろう、木と木の間に張っておいたネットに「着地」していく。しかし、思うように軌道が描けず、木に衝突している生徒も相当いる。それでも次々と滑空してくる生徒たちを見ているとハラハラしてしまう。スーツの強度や安全性がどのくらいのものかわからないけれど、骨折をしててもおかしくないんじゃないだろうか。

その他には、曲がった金属パイプを巧みに操っている演技がとても興味深かった。建築科の生徒によるものだという。そもそも建築科がある高校は珍しいなとも思う。

スピードとか力強さのある動きではないのだけど、曲がったパイプを床に転がしながら、パイプとともに滑らかなダンスを踊っている感じで、見ていてうっとりしてしまった。照明や演出次第ではかなり舞台映えするような演目だと感じる。たとえば(名前には対した意味はないけれど)パイプマニピュレーションとしてサーカスの演目にあってもおかしくないとも思った。


会場を一周散歩してきて再び待機場所に戻ってくると、一気に現実に戻されたような気分になる(これが夢だったらいいのに、と思う)。とりあえず無様な結果になろうとも、練習だけはしておくかということで、ボールを高く投げてみる。10個のボールのお手玉をするためには、少なくとも一個のボールを安定的に、高く投げる必要がある。どのくらいの精度で投げられるかを確かめてみたところ、左手で投げるボールのコントロールが全然よくなかった。右手を伸ばしてもキャッチできないような位置にボールが飛んでいってしまう。

というか偶数個の場合には、左手で投げたボールを右手でキャッチするのではなく、左手と右手でそれぞれ5個の玉を回さなければならない(fountainという基本的なパターンの場合。奇数個の場合はcascadeというパターンが基本的とされている)。

ボールが思ったように投げられないのにも関わらず、何を血迷ったのかクラブを投げる練習を始める。クラブの場合、ボールとは違って回転という要素も加わるのでさらに難しくなる。

たとえば半回転で手元に戻ってくると、滑りやすい頭部分を握ることになるし、元に戻すにはまた半回転を加えなければならない。とくにFatheadクラブだと通常のクラブよりも頭部分が大きいため、取りにくく投げにくいことになる。そもそもクラブはそれにビーンバッグと違って固いので、キャッチするときに痛い(あまり得意ではない)。

練習をするほど、全然見通しが立たないことが浮き彫りになっていく。


起床。

悪夢の一種と言っていいと思う。こういう夢が連日続くとしたら色々と消耗していく気がする。

唐突にジャグリングをやるシチュエーションになっていたことはよくわからないが、寝る前にハラハラしていたことに関しては、いくつか心当たりがある。

寝相の悪さのせいか、足下に配偶者の顔があり、寝ているときに当たってしまわないかと思ったこと。寝る直前に思いのほか高い買い物をしてしまったのではないか、と思ったこと。CupheadのRTAの世界記録を更新するか否か、ルール上微妙な部分があった配信を見ていたこと、など。

寝ているときに見る夢は、記憶の整理というよりは、感情や心理状態の整理——あるいは影響も多分にあるのではないだろうか。