卓球台と舞台裏の夢
love-neniye
卓球台が数台ある広めの部屋。部屋の一角は壁に沿って少し高くなっていた。舞台というほどのものではないけれど、そこが正面だと思った。部屋の窓はその正面に対して左側だけにあり、右側は廊下へと続くであろうドアがあった。
目の前にある卓球台に、いくつかの光った球体が、フワフワと窓からゆっくり飛んで流れてくる。
球体は電荷を帯びていて、触ると少し痺れる感じがする。火傷にはならないだろうが、卓球をするには少し邪魔だ。
窓からやってくる球体は複数あるにも関わらず、なぜか目の前にある卓球台だけを選ぶように飛んできている。目の前の卓球台に球体を呼び寄せる何らかの理由があるのだろう。あるいは窓のほうにも原因があるのかもしれない。
そういえばここの窓はすべてI君が所有している窓で、そのせいで特定の卓球台と相性の良い電荷を帯びてしまっていると直感した。
細長い銀色の箸のような金属の棒を持ち、卓球台に触れる。同様にして窓も触れる。
卓球台と窓に溜まっている静電気が除去されたのか、電荷を持った球体の発生も抑えられ、静電気トラブルは無事解決した。
安堵した直後、場面は変わり、大きなホールの舞台裏にいる。今夜のショーが無事に完了したところだった。歓声と拍手が鳴り響いている。
舞台終了後の挨拶に、自分も出るように司会者から告げられたが、そういう予定はなかったし、出ていくつもりもなかった。というのも、今夜のショーが終わったらこういう舞台に関わることをやめようと思っていたからだ。
近くにいたスタッフに、その旨を話した。するとその話を聞いていたNさんとOさんは「君がやめるなら、私たちもやめるよ」と言った。
司会者のTはそんなことは露知らず、狭い関係者しか知らないはずの、自分に関わる思い出話を観客に話している。そんなことを話すのは本当に勘弁してほしいが、これで舞台に出ていったらTの思う壷だ、とも思う。
いつもなら控え室に置いてある座布団が舞台裏にあったので、床の隙間を座布団で埋めることで恥ずかしい気分を紛らわした。
起床。
最近見る夢は何か質的に変わっているような気がしている。よくわからないのは以前と変わらないのだけど、そのよくわからなさの質感がちょっと違うというか。まあ、そもそもよくわからないので気のせいなのかもしれない。