地下帝国への道を探す夢

love-neniye

あまりふだん見慣れないレンガ造りの街並みの中にいる。空は晴れていて、ちょうど過ごしやすい春の陽気だ。

自由意志を持った爆弾が2つ、目の前を跳びはねていて、自分を誘導してくれている。爆弾たちが案内しようとしているのは、地下帝国への入口だという。

レンガで造られた立体交差の歩道橋の下には地下道があり、道の脇には半円状の穴がいくつも並んでいる。動く爆弾のひとつは右側の1つの穴の中に、もう一つはちょっと遠くの左側の別の穴に入っていった。自分は最初の爆弾を追いかけて、右側の穴の中へと進む。

大人でもかがめばギリギリ入っていけるくらいの穴の大きさだった。中に入ると立って歩けるような空間になっていた。

地下だからもっと暗いと思っていたけれど、穴の先のほうに地上に出られる場所があるのか、光が差し込んでいるようで意外と明るかった。穴の中には前進が白カビでふわふわしているモンスターが一体歩いていたが、感覚器官は敏感ではないみたいで、音を立てなければこちらに気がつかないようだ。モンスターに見つからないように慎重に壁伝いで進んでいく。

しかし、さっきまでいた爆弾の姿は見つからず、この地下空間からさらに奥へと続く地下帝国への通路らしきものも見つからない。もう一つの爆弾が入っていった穴も調べてみたが同じだった。


気を取り直して地上に出る。とりあえず最寄の駅まで歩くことにした。

駅までの道の途中、住宅街の中には芝生が生えた広場があった。その広場の近くには小さな男の子がいた。「ああ、この子が迷子になっていた子だな」と納得する。


起床。

イギリスかどこかの国で、地下に多くの人が住んでいた時期があるという内容のテレビを最近見た記憶があって、そのときの街並みに似ていた気がする。

白カビのモンスターはそういうのが出てくるゲームや映画を思い出せないが、地下空間にいたゾンビに白カビが生えたみたいなものなのかもしれない、とも思う。