壁を登る夢
love-neniye
薄暗い洞窟の中で壁にしがみついている。人工的な壁だったので、クライミングというよりはボルダリングに近い気がする。下半身は水に浸かっていて、壁を登っていくと水位も上がってくる。水位の上がり方は壁を登るペースよりも早く、急いで登ろうとするとすぐに首くらいまで水が来てしまう。ただ、下に戻ろうとすると水位も下がるので、下手に進まなければ溺れることはない。だからどこかに正解のコースがあるはずだと思い、いったん低い位置に戻ってから天井をよく見てみる。今まで昇っていたコースとは違う場所にルートがありそうなことがわかった。そちらのコースに行ってみると、顔のアゴぐらいまで水が来ても先に登っていけるルートがあり、出口らしき場所から漏れる光が見えた。
四角いフタを押し上げると、どこかの部屋に出た。その部屋はなんとなく見覚えがあり、中学校の音楽室に隣接する教師控え室だった。部屋にあったガラスの入った段ボールを少し動かしたところ、ガラスが落ちて大きな音が出てしまった。近くには誰もいない様子だったが、パトカーがやってくる音がしたので、早めに帰宅することにする。
帰り道で一緒だったOさん(女性)は何か歌を歌っていた。なんとなく『砂の果実』のようなメロディだと思ったが、Oさんがいうには『ダイヤモンド』という曲らしい。最近放送していたドラマの主題歌になっているそうで、そう言われればそんな気もしてくる。
Oさんがこんなに雰囲気のある歌声で歌うなんて今まで知らなかったので、とても感心する。Oさんにも直接感想を伝えたが、「私がすごいんじゃないよ」と謙遜した返事をした後、汚れた布をまとって同じ歌を歌ったところ、すぐさま複数の浮浪児が飛んできて彼女を袋だたきにした。
彼女がこちらを見るまなざしは「ほらね」と言っているようだった。
起床。
浮浪児に袋だたきにされるシーンがとても切ない感じがある。最近の夢は何か内容が以前と比べて抽象的な感じがする。