灰色の肌の妊婦の夢
love-neniye
見知らぬ女性の膨らんだ腹。妊娠していると思われるが、ちょっと変わっているなと思うのは、皮膚の色が灰色ということだ。よく見ると、何か小さくて黄色いものがいくつかうごめいている。
それは女性の家で代々飼っている猫に住みついているノミだという。ノミが黄色いのは電気を帯びているかららしい。まるで妊婦を守っているかのように感じられる。このノミが代々の彼女の家を守っている、いわば「本体」なのではないかと思わせる雰囲気があった。
電気ノミや肌の色を含めて、そういう環境の血筋なのだろう。なんだかジョジョっぽいな、と思う。
場面は変わり、自然が溢れるどこかの公園のような場所で、誰かと追いかけっこをしている。地面がぬかるんでいた箇所で滑って転んでしまい、左半身に泥がついてしまう。
いったん家に帰ろうと、最寄りの駅に向かった。辺りは山に囲まれていて、ゆるやかに左に曲がっている線路が延びていた。線路沿いに歩いていくと、右手側に簡素な駅舎が見えてきた。人の気配がないので、おそらく無人駅だろう。
起床。ミステリアスという印象。電気ノミの話は、そういう内容の漫画を読んでいた夢のような感覚もある(ジョジョっぽいというのはそれも含めてかもしれない)。後半の場面も、かなりの田舎なことは間違いないが、まるで土地勘がない場所だった。