くるぶしの骨が悪魔と合体するのを防いだ夢

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カーテンで閉め切られた部屋の中にいる。部屋はそれなりの広さがあり、公民館にある一室という感じで、合唱か何かの練習のため、数十人の人が集まっている。カーテンで閉め切られているうえ、部屋の中に時計はないので、時刻はわからない。

カーテンは天井から床までの長さがあり、そのカーテンの下に向かって小さな骨が動いている。多分人間でいうとくるぶしあたりの骨の一部だと思われる。

この小さな骨が何をしようとしているか、自分には手に取るようにわかっている。この部屋のカーテンの中に隠してある、いにしえに封印された悪魔の骨と合体することで、大きな力を得ようとしているのだ。

それはどうしても阻止しないといけないことだから、先回りしてカーテンへ向かい、向かってくる動くくるぶしを踏んづけて動けないようにした。

ふと、この行為が何度目かの失敗の後の成功だと感じた。今まで何回か、くるぶしと悪魔との合体を許してしまっていたのだけど、今回は違う。失敗すると世界が終わりまた始めからやり直す、みたいな世界観で、繰り返し似たような体験をしていたのだと思う。これでようやく安心できる、と安堵した。


くるぶしといにしえの悪魔の骨の処理は他の専門的な人に頼んだのだけど、よく考えてみると、彼らが適切な処理をしたのかどうか、不穏な感じも残っている。でもそれはきっと続編への伏線になるんだろうなと思い、家に帰ることにした。

建物を出ようとしたとき、自分が女性向けの水着を着ていたことに気付いたので、着替えるために更衣室に向かう。途中の通路に警官のような格好をした人がいて、「夢日記には書いていいこととそうでないことがあるからね」と注意される。


起床。背中が寒くて起きた。横向きになっていて、掛け布団が剥がれていたからだ。

「夢日記には書いていいこととそうでないことがある」というフレーズはかなり気になっていて、いにしえの悪魔に警告されたような感覚がある。