喫茶「不惑」の夢

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畳が敷かれている旅館の大広間に置いてあるテーブルの周りに、人が寝転がったりしてくつろいでいる。おそらくは旅館で支給された浴衣を着ている人が多く、温泉に入ったあとでリラックスしているような感じの人が多い。なんとなくだが、高校のころによく見たような面影の人が多いように思う。

自分もその大勢の中の1人で、ひじを付いて畳の上で横になっている。隣のテーブルのちかくには高校のクラスメイトだったKさんがいて、目が合ったりもする。でも、お互いになんとなく気恥ずかしいようで(今思えば向こうがどう思っているかはわからないけど)話しかけたりするわけでもない。

旅館の上のフロアに列車がやってくるということだったので、友人2人と一緒に向かうことにした。

旅館内の駅のホームにやってきたのは屋根のないオープンカーのような木造車両だった。各席には1台ずつミシンが備え付けられていて、「移動中のDIYを応援する」というのがコンセプトになっているらしい。「工作列車」という呼称で紹介されている。


別の車両にはかなり良い雰囲気の喫茶店があるというので行ってみた。

落ち着いた感じのアンティークの家具、暖色系の照明、マスターを囲む円卓のカウンター。喫茶店の名前は「不惑」。店内で友人と三人で立っていると、先にいた常連客らしき人が、カウンターに3人並んで座れるように、席を空けてくれた。

友人Mはマスターに声をかけ、何か酒のような飲み物とソーセージを注文していた。マスターが言うには、最低2品を注文することが店のルールとのこと。正直ちょっと帰りたくなってきた気持ちもあったが、ルールには従っておくか、としぶしぶメニューを開いてみる。しかしメニューには見知らぬカタカナ語が書いてあり、どういう品なのかまるで見当がつかない。


起床。


コーヒー豆を挽くのに使っている電動ミルは、1から8の目盛りのついたダイヤルがあって、0.5刻みで粉の細かさを調整できるようになっている。基本は中央の4で使っていたのだけど、ちょっと細かくしてみたいと思って4.5にしたところ、なんだか粗くなっている気がした。3.5にしたら細かくなっている気がする。確認してみたところ、数字が小さい方が細かくなるようだ。これは昔も勘違いしていた気がする。