会議の夢
love-neniye
ホテルのような場所にいて、ずいぶんと旧式のように見えるエレベーターに乗る。この建物のどこかの部屋にいる老人に、これから食事を配膳しに行くところだ。
通路を歩いていると会議室があった。部屋の中にはけっこうな人が集まり、何やら集会を開いているようだ。どうやら、とある学術組織の運営について問題があるということらしい。
気がつくと自分はその会議室の中に並べられた椅子に座っていた。壇上で主張している男性によれば、組織の高齢化および少子化にともない、長老のような人たちの力が増し過ぎてしまっている、という。昔から言われてきた構造的な問題ではあるものの、結局誰かが改革をするわけでもなく、そのまま時間が経っただけのような感じを、1人の部外者として思ったりする。身も蓋もないけれど、単純に予算および人材を取り巻く状況が昔とはかなり異なってきてしまっているというのが一番の問題だ。時代の流行から遠いような分野は、同様の問題を抱えていたりするだろう。
しかし、となりに座っていた恩師が言うには、それでも君がいたときはいろいろと恵まれていたんだよという。思い返すと確かにそうなのだけれど、かといって同じような状況で別の選択をできたとしても、そっち側は選ばないだろうと思う。
なんといっても、この会議室の空気が重苦しい。
起床。
昨日からちょっと怪しいと感じてはいたけれど、軽く頭痛がある。体調が優れないと、夢の内容もそれにつられている感じがする。