マイクロバスの夢

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大きめの白い車に乗っている。中はいわゆるワゴン車よりも広く、公共交通機関のバスよりは狭い。ホテルや旅館で送迎に来るようなサイズの、あれを「マイクロバス」と呼んでいいのかどうか自信がないが、そういうものに近いように思う。

運転手席と通路を挟んだ助手席に、自分は座っている。このマイクロバスを使って運転を練習し、こういった大型の人を乗せる車の運転資格を取りたいという男性のところに向かっているところだ。

あくまで噂だが、その男性は何らかの罪で服役していたらしい。その男性はただ運転手の資格を得たいというだけであって、今までにどういう過去があろうと、資格を取得する権利とは関係はない。しかし、近くの小学校に爆弾が仕掛けられたという情報も錯綜していて、テロ組織との関連を疑っている人もちらほらいるという状況ではある。マイクロバスによる移動は、爆弾の捜索も兼ねていることを知っている。

山のふもとの小学校に着くと、そのまま枯れ葉が積もった山道をマイクロバスで突っ切っていく。まるで整備されていない道なので、とても危険な気がするが運転手はアグレッシブに進んでいく。事故を起こされる前に、早めにどこかで降ろしてほしいと思い始めている。


起床。

夕飯の唐揚げの仕込みをする。何回もやっているとだんだんとコツみたいなものがわかってくる。味付けは好みで分かれるので、それぞれに好きなものでいいとして(ちなみに今のところ、塩麹、牡蛎醤油、にんにく、ナツメグを混ぜたもので下味をつけている)、一番大切なのは肉の切り方だと思う。極端に厚みがあったりするところがないほうがよい。

米粉も試したりしたけど、片栗粉を薄めにつけるのがベター。油は多めの方が、肉を入れたときの温度の低下も少なく安定する(下味を付けた肉は冷蔵庫から出しておいて、室温に近づけておいたほうがいい)。