キーボードショップの夢、Yシャツの余分な布の夢

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手に30キーしかないキーボード(いわゆる30%キーボードと呼ばれるタイプのキーボード)を持っている。Gherkinというやつの、16mmピッチ版を自作したものだ。キーボードの修理やメンテナンスというわけではなく、ただ自分の作ったものをキーボードショップに見せに行く途中というところだった。

デパートの地下にあるキーボードショップには行列ができていて、色んな年齢層の人がいた。小さな子供から老人まで、自分で組み立てたであろうキーボードを持って、となりにいる人と楽しそうに話しながら列に並んでいる。こんなに幅広いブームになっていたのか、と実感する。

行列が長過ぎたので、ここで待っているのもどうかと思い、上の階にあるファミレスや喫茶店に行くことにした。上階に行くためのエスカレーターは、ビル内にそびえ立つ四角柱の周りにまとわり付くように続いていた。どうやって動かしているんだろうかと疑問に思いつつ、乗ってみる。上階にあるファミレスは、低価格のわりによい品揃えがあるという話だ。

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中学の同級生のN君と一緒に、制服のような白いYシャツを着て広い部屋にいる。他にも何人か同じ服を着た人たちがいて、クラスで合唱を練習しているかのような光景だった。

N君が言うには、実はYシャツの肩の部分には余計な布が付いていて、その布を取ればすごく体が動かしやすくなるという。実際にサンプルで説明してもらい、確かに肩の部分に——おそらくは補強用に——楕円形の布が一枚重ねられていた。それを見て、昔自転車のパンク修理をしたときの、穴に貼る絆創膏みたいなものを思い出したりした。

動きやすくなるなら自分もやってもらおうと、着ていたYシャツをN君に調べてもらった。しかし、余分な布は見当たらないようだった。


起床。

よく眠った気がする。本当にこの季節はちょうどよい気候だと思う。