コーヒーとケーキの夢
love-neniye
コーヒー豆を挽いた粉が、円錐形のコーヒーフィルターに入っている。コーヒーの粒は均一で丸い。普通に豆を挽いたらこんな風にはできないはずだ。何か特殊な方法あるいは機械を使っているのではないか。
ドリッパーが置かれているのは、小学校で使われていたような机だった。その机が置かれているのはどこかの教室で、やけに女子高生が多い。後方にあるショーウインドウには様々な種類のケーキが飾られている。飾られているケーキには、食べられそうな生々しさがあった。おそらくまがいものではない。
ここはパティシエ養成学校なのではないか、と推論してもおかしくないような雰囲気だ。
コーヒーを淹れようとしているのは、授業の一環だ。「やっとできるようになったんだね」と、見知らぬ女子高生に言われる。自分はこの学校で留年しているのかもしれないと、その言葉から思った。
今回コーヒーと一緒に食べるケーキは、直方体の形をした小さめのものだ。イチゴやクリームは乗っていない、バターと粉だけからできているようなやつだ。自分が知っているケーキに関する少ない語彙から選ぶと、一番近いのは「フィナンシェ」だと思う。ただ、それが正しいかはわからない。
こういう形のケーキを、この養成学校では「チョーク」と呼んでいるらしい。確かに、チョークみたいなサイズで、手に取って食べやすいようにも思える(手づかみで食べるはマナー的によくないのかもしれないが)。
とにかく、ようやくコーヒーとケーキが食べられるようになったんだ、という気持ちが心を満たしている。
起床。
夢ノートの10冊目が終了。7.24から9.15まで、約2か月。
『言葉の獣』という漫画を買った。