無銭飲食しようとする女性を取り押さえる夢

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それなりに高齢の女性——おかみさんが、1人で切り盛りしている定食屋さんの中にいる。決して広くはないが、店内はかなり繁盛している。メニューはいろいろなものがあるが、ラーメンなどの麺類を頼んでいる客が多い。自分もその範疇で、目の前にあるラーメンを食べようとしているところだ。

店内に何か気になる怪しい客がいた。60代くらいのソバージュヘアの女性で、すでに食事を終えているにもかかわらず、帰ろうとする気配が感じられない。むしろ、他の客が帰る瞬間を待っているかのように思える。おかみさんが会計をしている隙に、客と一緒に紛れて店外に出るタイミングを計っているかのようだ。

3人の男性客が店の出入り口で会計をしようとおかみさんを呼ぶと、ソバージュヘアの女性はすっと席を立った。自分も彼女を追いかけるように席を立ち、店から出ていくのを止めようとした。

そう思っていたは自分1人だけでなかった。店内にいた3名の女性客たち——ソバージュヘアの女性と同年代と思われる——と協力して、無銭飲食(未遂)の犯人を取り押さえることができた。

ソバージュヘアをいったんテーブルに座らせて、今後の取り扱いをどうするかをおかみさんを交えて話し合う。おかみさんとしては、常習犯というわけではないので、通報などはせず、何らかの形でお金を払ってもらえばいい、ということのようだ。被害者はおかみさんなので、まあ、おかみさんがそういうならそれでいいでしょう、という流れになったのだが、ソバージュヘアは現金を持っておらず、少なくとも今は飲食代を支払うことができない。

一緒に犯人を取り押さえた女性のうちの1人が、ソバージュヘアの無銭飲食代を取り押さえたみんなで割り勘で払おう、と言いだした。さすがにそれはちょっと違うんじゃないかと、自分は内心かなり憤慨していたのだけど、その場で意見を表明はしなかった。


起床。ふだんあんまり怒りの感情って湧かないのだけど、この夢ではかなり内心怒っていた気がする。自分の振りかざした正義っぽいものに対しても、怒りがあった感じもする。