卒業制作発表の前日の夢
love-neniye
卒業制作発表の前日の図工室、の隣の部屋(実質的にこの部屋も「図工室」だと認識している人が多い)。まだ制作が終わっていない人は慌ただしく、すでに制作を終えている人は打ち上げ的なことをしている。
自分はといえば、卒業制作があるのは来年のため、今年はただ見学に来ている(ここにいる人達と同じ学年にもかかわらず、卒業制作が課されていない理由を考えると、単位が足りてないとかそういうことだろう)。各個人によってつくるものは全然違うようで、誰がどんなものをつくっていたのかはあまり思い出せないが、印象に残っているのはソフトウェア課程に通っている生徒が「銀行」をつくったらしいということ。気になるので明日見に行ってみようかと考えている。
図工室の中を歩いていると、クラスメイトのO君とAさんが二人で何か話していたので近付いてみる。O君は高校のときのクラスメイトで陸上部の男性、Aさんは中学校のときのクラスメイトでバレー部の女性だ。どちらも自分にとってはクラスメイトだった人物だが、現実にはO君とAさんは知り合いではない。
どうやらAさんは、結婚式の席次表をつくるにあたり、その用紙の選択についてO君に尋ねていたが、そのまま連絡を取らず時間が経ってしまっていたという。今、久しぶりに二人が再開したわけだが、O君はそのときのことを忘れておらず、Aさんと紙のことについて話していたのだそうだ。
Aさんは、O君が用紙のことを忘れずにいてくれたことに対して感激しており、涙が出そうになっている。二人のやりとりを見て、どこに感激する要素があるのか自分はわからずにいた。結婚式はずいぶん前に終わっているから、今になって席次表をつくるわけでもないだろうに。
部屋の後ろのほうに行くと、中学校のクラスメイトの仲良し3人組がふざけてあっている。彼らは豚キムチやきそばを食べていたが、3人のうち1人(H君)は豚キムチが苦手なようで、残りの2人からからかわれている。H君は豚キムチ焼きそばが入った容器を持ちながら、こっちのほうに逃げてきた。
H君とぶつかりそうになってしまったが、直前にこちらにも気づいたようで、なんとか衝突は避けられた。が、自分の着ていた白いシャツにキムチの色が付いてしまった。
起床。卒業制作の夢は以前にも見たことがあるが、今まで卒業制作というものがある学校に通ったことはない。