サランラップでマスクをつくろうとする夢
love-neniye
H氏とA氏の三人で、鎌倉の町を散策している。実際の鎌倉にあるのかはわからないが、路面電車に乗って移動する。学校の制服と思われる白いワイシャツを着た高校生たちが同じ車両に乗っていて、会話の内容から近くに高校があるらしいことがわかる。最寄りの駅を下りて高校に行ってみようということになった。
無事学校には着いたものの、校舎の中に入るにはマスクが必須だという。マスクを持っていなかった我々は、手持ちのサランラップで即席マスクを試してみたりしたが、さすがにサランラップは呼吸がしにくかった——というかできなかった。自分が持っていた鞄の中には、洗濯をしていない息子のズボンがあり、これがマスクになるかもしれないと匂いを嗅いでみるが、常用するのはちょっと無理だと判断した。他になにか良い素材がないかと考えた結果、ハンカチで口を覆い、首の後ろで結べば大丈夫だということになった。
起床。マスクが持つ閉塞感みたいなものを感じている、といえばそんな気もする。
万年筆のインクの瓶を傾けないと、うまくカートリッジにインクが吸入できなくなってきた。そろそろ終わりが近づいてきたのを実感する。