ロープと甲冑の夢

love-neniye

ロープが何本も上から吊るされている空間にいる。下に落ちないように、自分は手と足を使い、ロープをつかんでいる。他の数本のロープ(少なくとも三本以上)には、甲冑を着た騎士が、自分と同じような状態でいる。自分の手をちょっと動かすと、騎士たちの手も同じように動く。どうもこの騎士たちは自分の行動を真似しているようだ。だからわざといったん手を離し、落ちるような動作をすれば、騎士たちを落とせるかもしれない。騎士たちには甲冑の重さがあるぶん、同じ行動をしたとしても結果が異なる可能性は充分にある。そう思って何回か、手を放して少し落下するという動作を繰り返してみた。ただ、その加減がなかなか難しくて、結局騎士たちが落ちることはなかった。自分の体力が消耗しただけな気がする。


起床。思ったのは、RPGに物真似系のギミックとかボスみたいなものがあったりするな、ということ。たとえば「ものまねしゴゴ」みたいなのはそのままでわかりやすいけど、FF4で主人公セシルがパラディンになるときに自分自身の暗黒面と対峙する、みたいな感じのやつも広い意味では同じようなものだと認識している。そう考えてみると、夢の中で対峙した騎士たちがいったい何を示しているのか、結局振り落とせなかったというのはどういうことなのか、みたいなことをぼんやり思ったけど、特に心当たりもなく。

それよりも、このロープだけある空間の上と下に何があるのか、ということが気になる。