図工の時間にサッカーをする夢
love-neniye
図工室で行われている授業で、「素材を生かしたもの」をつくることが課題になっている。素材がそのまま置いてあるわけではなく、既製品から材料を剥ぎ取って使うらしい。
図工の先生は「まあ、素材ガチャみたいなところはあるけどやってみよう」という感じの、結構軽いノリだ。豚の裏革を使ったバッグや、図工の先生が作ったであろうよくわからないオブジェなどがあり、触ったりしてみる。自分が面白いと感じる素材を見つけて何かをつくるという趣旨だが、素材探しに時間をかけすぎると制作時間が減ってしまうわけで、その時間配分が難しい。ハートの形をした銀色の風船があり(中にヘリウムガスが入っている感じのやつ)、「この風船がなぜハートの形をしているかわかるかな?」と図工の先生が言う。正直、わからないので黙って考えてみていると、「ハートは全体の形だけじゃなくて、実はここにも、ここにもほら、いろんな部分にあるんだよね」と先生は言う。どこにあるのかわからないし、仮にあったとしても、最初の質問の意味もよくわからない気がする。
素材を探しながら図工室をぐるぐるまわってみていると、男女別のチームでサッカーをしている場所(屋外)に出た。女子チームが優勢で、男子チームはまだ一点も得点を入れていないというので、自分も加勢する。ポジション的には左側のミッドフィルダー(実際こういう名前で呼ぶのかどうかわからない)で、ちょうどボールが来たので右の前あたりに蹴る。右側の前面にいた男子にうまくパスがつながり、走ってシュートを決め、ボールはゴールネットに入った。やたらにあっさりと得点できてしまい、拍子抜けする感じだった。再びコートの真ん中からキックオフをする(サッカーって実際こういうルールだったかどうか確信が持てない)。そういえばボールがコートから出たらどっちがスローインするんだっけな、と考えてみる。
起床。図工室って小学生のとき以来聞いたことがない気がする。小学校の図工の先生に関して覚えていることは、新聞を取っておらずTV番組の載った雑誌を買っていたということだ。「このことはあんまり他の先生には言わないでね」と言っていたと思う。