結果的に万引きをして逃亡する夢
love-neniye
傘の上に乗っている独楽を回している。傘を回しても、その上にある独楽の回転が増すということはないように思えるが、傘を回せば回すほど独楽も回り、安定する。これは自分の趣味として練習しているもので、今日は世界的に有名な独楽のショーを見に行く予定だ。
濃い赤の緞帳がかかった大きな舞台の、最前列の席に座っている。この舞台の大きさに合わせた特注の専用ステージが、何層にも組み込まれているという。独楽のショーとしてはかなり大規模のものだ。目の前で見れるのはありがたいことだが、ちょっと緊張もしてきた。近すぎるような気もする。
ショーが終わった後なのか、途中で退席したのかわからないが、場面は切り替わってホテルのロビーのような場所にいる。イベントに伴って出店しているような売店がいくつかあり、気になったグッズなどを見ながら歩き回っている。売店で売っていた品物を、うっかり代金を支払わずに持ってきてしまった(万引き犯の言い訳みたいだが、知らずに通り過ぎてしまった、というほうが近い)。何らかのセンサーが働き、警報が鳴ったので逃げる。
実はこの「万引き」は、細身でちょっと色黒の女性との共犯でもあった。彼女とはまったく面識のないわけではなく、神経質で不眠症に困っていて、ぶどう味のグミが好物だということくらいは知っている。一緒に逃げると捕まってしまう可能性が高いと思ったので、アイコンタクトによるやりとりで、別々に逃げることにした。ただ、後でどこで落ち合うかということまでは決められなかった。
自分はとりあえず、最寄りの駅の地下街にある喫茶店に入ることにした。注文したコーヒーが出てくる前に、事件の捜査官らしき男が店内に入ってきた。事件の捜査の一環なのかは不明だが、店内にいた数名の客と一緒に、UNOをやろうと言い出す。予定回数は11回だという。UNOを拒むと変に疑われそうなので、自分も参加することにした。
ゲームをやりながら、さっきあったという万引き事件のことを話題に出して、こちらの反応をうかがっているように感じた。ここで誰かと待ち合わせているのかと聞いてきたりしたが、そういう予定はないと正直に答えた。
するとちょうど捜査官の背後の窓ごしに、共犯の彼女らしき人物がこちらにやってくるのが見えた。変装しているとまでは言えないが、わざと顔を腫れぼったくしていて、印象を変えている感じだ。向こうもこちらの存在に気付き、一瞬目が合う。
しかし、今店内でコンタクトを取るのはよくないだろう。本当は誰かと待ち合わせをしていたのに、捜査官に対して嘘をついたことになってしまう。もちろんそれは彼女と取り決めをしていなかったからなのだが、仮に「偶然に出会った」と捜査官に言ったとしても、おそらく犯人は男女であるということは知られているはずなので、それだけで事件との関わりを疑われてしまうはずだ。彼女は店内に入ってきたものの、UNOをやっているこの状況から何かを察してくれたのか、こちらの様子を気にすることなく、2人掛けのテーブル席に座った。
ここで突然、店の避難訓練か器具の点検か何かで、店内にいる人たちは全員、外に出なければならなくなった。店外に出る前に、捜査官は各テーブルに数字を書き、そこに座っている客の顔を確認している(UNOに参加していない客だけ)。それに加え、すべての客の耳の裏に、銀色のマジックで魔方陣のような模様と数字を描いていた。魔術を使ったマーキングの一種だろう。ただし、混乱に乗じてやっている感じがして、正式な捜査の手法として許されるのかは微妙な感じがする。
店内に入る許可が出た後、一番最初に店に入ったのが自分だった。彼女の座っていたテーブルに何かメッセージを置くならこのタイミングしかない。しかし、キッチン内に残っていたスキンヘッドの男性調理スタッフが、捜査官が見張りとして残しておいた「殺し屋」に違いないと直感する。何か怪しい行動をすれば、彼から捜査官へ報告されるに違いない。
まあ、そもそもどういうメッセージを伝えればいいのか、良いアイデアが思い浮かんでいないが。
起床。見ていた夢の内容が納得できるということはまれだが、今回のはいつもに増してよくわからない度合いが高いと感じた。見た映像は覚えているが、文章にしづらい。