校庭と紐パンの夢
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どこかの学校の校庭にいる。おそらくは集合写真を撮るために、全校生徒が校庭に集まって整列している。南向きの校舎に対して、生徒達は東側と西側に、2つのグループに分かれていて、それぞれ北から南に向かって2列ずつ並んでいる。校舎があるのが北側だったから、南向きの校舎だということになる。自分がいたのは東側のグループの一番南側だった。
校庭の東側には植物が植えられた庭園のようなエリアがあり、園内を見て回れる小道がある。その小道にa, b, cといったアルファベットが書かれた看板が立てられていた。その道をいろんな年代の人が歩いていたりした。今日は、生徒の保護者や近隣住民に校内見学をしてもらう日で、校舎と校庭を一般解放しているようだ。
最初はみんな東側を向いて集合写真を撮影するスタッフが来るのをしゃがんで待っていたのだけど、どうやら本当は東側を向いて写真を撮るらしい、ということが「北側」から伝わってきた。情報の伝わってきた方向が北だったから、おそらく出所は職員室のほうではないか。そんな根拠不明の推測が信頼性を高くしているように思った。
撮影を待っていた生徒達は軽い文句を言いながらも、しぶしぶ逆の東側を向きはじめる。このとき、タイミングによっては西側のグループは東側のグループの生徒と向き合うことになる。すると西側の生徒の何人かが——おもに男子生徒が——「パンツが見えるぞ」と騒ぎ出した。おそらく東側のしゃがんでいた女子生徒のスカートの中が見えたのだろう。騒いでいる生徒によればみんな同じ下着を履いていて、しかも「ほとんど紐みたい」だという。
この学校の女子の制服は、遠めにはグレーに見えるような、細かいチェック模様のスカートだった。下着まで指定されているというのはいかがなものか。個人的には制服という制度そのものをあまり好きではない。学校の管理体制に疑問を持ち始め、自分の着ているものを見てみると、この学校の制服ではなく普段着ている服だった。そう、自分はこの学校の生徒ではないのだ。
自分は過去からこの時代にやってきたんだ、ということをここで思い出した。しかしどうやってこの時代にやってきたのかを思い出せない。
起床。今まで興味がなかったけれど、男性用の紐パンもあるようだ。蒸れにくかったり、着心地がよかったりするのだろうか。